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ゴドリス新写真集

ご存知の通り、マイアミはアメリカでも有数の保養地、リゾート地として知られ、繁栄と衰退を繰り返してきました。
ゴドリスは幼少期に、この地に移り住んだ祖父母を訪ねて、何度も家族で休暇を過ごしたのだそうです。
「ニューヨークの雪にさよならして、ヤシの木よこんにちわ、まるでディズニーランドに行くようだったよ」

やがて青年になり、ゴドリスはカメラを片手にこの地を再訪、懐かしい気持ちでいっぱいとなり、わずか10日間の間に60本ものフィルムを使用し、当時としては膨大な量の写真を撮りました。

こうして撮影されたマイアミは、私たちにとっては初めて見る、でもどこか懐かしさを感じる、不思議な情景ばかり。
そしてその独特な構図や、ユーモアやウイットに富んだ被写体など、ゴドリスが撮るストリート写真特有のスタイルがこの時点で既に確立されていることが判ります。
ゴドリスもこの一連の写真をまとめるうちに、自身のストリート写真の原点がこの地であったことに気づいたと言いっています。

またこの写真集は今では見る事の出来ない70年代の情景や人々を収めた歴史的に貴重な画像資料でもあります。

その歴史的な価値が認められ、ニューヨークとマイアミで予定されている写真集のイベントのうち、マイアミでのイベントはなんとマイアミ歴史博物館の館長自らが司会を務めるそうです！

発売は10月下旬、既にウエブ先行予約が始まっています。日本の大手通販サイトでも先行予約ができますので、この機会に是非！