70年代のニューヨーク、ダウンタウンで始まったパンク/ニューウエーブを当時撮影した二人の写真家、ロベルタ・ベイリーとゴドリスが、どの様に代表作を撮影したのか、実際に撮影した場所で説明をしてくれるインタビュー動画が届きました:
Roberta Bayley Godlis interview: CBGB https://youtu.be/58pavV-FoEM
当時の音楽シーンの中心地だったライブハウス「CBGB」の跡地、その真向いのカフェや、直ぐ近くの公園などで撮られたこのインタビュー。以前にモリソン商会のサイトでもご紹介させていただいているお話しや写真が出てきますので、今回はそれらも同時にお楽しみいただければと思います。
「バンド、テレビジョンのマネージャーに頼まれて働き始めたのよ」(0:22)とCBGBで働き始めたきっかけを語るロベルタさん。 そして、どこか面白そうなところはないかと、夜な夜な近所を歩いていてCBGBにたどり着いたというゴドリスさん、「最初に会ったのがロベルタだったんだ、彼女は入り口で働いていたからね」(1:07)。 この頃の話はこちらでご紹介させていただきました:
http://morrison.co.jp/ja_topics/213.html
その後に続くゴドリスさんによるCBGBで撮影した代表作、こちらでもご紹介させていただいた写真です:
http://morrison.co.jp/ja_topics/137.html
そしてロベルタさんの代表作、 「ここでラモーンズのアルバムカバーに使われた写真を撮影したの」 「この壁のここ、ここから先もレンガだったの」(3:22-):
http://morrison.co.jp/ja_topics/128.html
自身の写真集の表紙を説明してくれるゴドリスさん(4:10) 「そう、まさにここ、通りの向こう側で撮ったんだよ、この背景のところがいま座っているカフェだよ」:
History is Made at Night http://morrison.co.jp/ja_topics/154.html
「ほら、この街灯の明かりでパティの写真を撮ったんだ」(5:05)
パティ・スミス ポートレート: http://morrison.co.jp/ja_topics/100.html
最後は実際に撮影した場所で、その写真をプロジェクターで映し出して重ねるという素敵な演出。
ちなみに冒頭(0:05)や最後の方(6:01)で出てくるブロンディの壁画は2017年にできたもの:
http://morrison.co.jp/ja_topics/170.html
過去にニュースレター等でご紹介した写真やエピソードをまとめて、6分半の映像にした様なこのドキュメンタリー、これはもう2人のプロモビデオですね!